oasismathの日記

趣味として楽しんでいる料理やワイン、家族がみんな大好きな音楽やダンスの話など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

【読書感想】『言ってはいけない ー残酷すぎる真実ー』(新潮新書)橘 玲 著

通勤電車の行き帰りに読書は程々にしているのですが、特段まとめることもないので、時間の経過とともに本の内容も徐々に薄らいでいきます。

 

そんな中で、この本、『言ってはいけない ー残酷すぎる真実ー』(新潮新書)橘 玲 著は心に引っかかるものがありましたので、いい機会なので思ったことをまとめてみたいと思います。 

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

 

 

まず、この本は「バカは遺伝なのか」という衝撃的なタイトルからはじまります。容姿の良い親からは美男・美女が生まれ、身体能力の高い種族からは同様に身体能力の高い子どもが生まれる。ならば、「子どもの成績が悪いのは親が馬鹿だから」は真なのだろうかと、どストレートな問題提起をしてきます。

それに対して、社会通念としては”知能は遺伝するものではなく、個人の努力によって獲得するものだ”というのが正しい答えだと思いますが、行動遺伝学の世界では論理的推論能力の遺伝率は68%、一般知能(IQ)の遺伝率は77%だという身も蓋もない結論を最初に述べてきます。あまりにはっきりしていて清々しいくらいですね。

 

このように知能の遺伝からストーリーが始まり、精神病の遺伝、さらには犯罪者、反社会的な人間も遺伝するのかという、どう考えてもタブーだろうという話を実証研究をもとに残酷に語っていきます。

その背後にある人間の遺伝的要因、さらにはホルモンの分泌の強さの話などを読んでいくと、人間は体内にあるメカニズムから発生してくる諸々の現象からは逃れられないだろうなあと妙に納得させられます。

 

そうすると、ふと疑問が湧いてきます。全てのものが遺伝で決まるのならば努力は無駄なのだろうかと。そして、この本の最後のテーマとなっている、子どもを育てるための家庭環境は、その子の将来に影響を及ぼさないのだろうかと。

 

実はそれについてもこの本では語られています。子どもに対する親の影響は実は殆ど無く、その子の成人したときの人格形成は、既に遺伝子によって組み込まれている遺伝的情報と親以外の環境要因によって決まるものだということです。それぞれがどのように決まるかは、カテゴリーによって変わってくるものであり、例えば音楽の才能は遺伝で92%、数学の才能は遺伝で87%で決まるらしく、さらには精神疾患自閉症等の精神的な病気については非常に高い比率で遺伝するということらしいです。逆に親が影響を及ぼせる分野は、言語や宗教(心情)などごく一部の領域らしいです。

 

一方で、この本の中で語られているもう一つ重要なことは、親そのものが子どもに与えられる影響は殆どないけれども、実は子どもは環境からも学んでいくということです。

 

つまり人間というのは環境によっても人格形成(さらには人生そのもの)が大きく左右されるということです。ということは、親は子供に対して直接的には影響をおよぼすことは殆ど出来ないけれども、子どもへの環境をコントロールすることで間接的に子どもに影響を及ぼすことが出来るということです。

 

みなさん、実体験で感じているとおり、人間とは自分の直接的な周りの人によって大きく影響を受けます。もし自分がヤンキーの世界にいれば、その中で自分がいかに下位層にならかいかと努力するだろうし、もし自分が進学校に入学したとしたらその中で優等生を目指すのか、はたまた悪ガキグループを形成しその中での相対的に優位なポジションを獲得するためにどう振る舞えば良いかを考えるでしょう。

 

ということは、親にとって子どものために出来ることは、まず子どもが持つ遺伝的な能力に親が気づいてあげるということです。これは自分が〜ができるから子どもも〜ができると言うこととは違います。残念ながら、子供というのは親の100%のコピーではなく、両親から受け継いだ半分づつの遺伝子によって決定づけられます。だから、もし自分が特定の分野で強烈な得意分野を持っていたとすると、配偶者の遺伝子がその分野に対して同様に才能を持っていない限り、おそらくは能力は薄まってしまうだろうと思われます。つまり親の最も得なところについては、子どもは親を超えられないということです。でもその優れた遺伝子の半分は受け継いでいるならば、自分の得意分野の結構近い所に子どもが発揮できる真の才能があるのではないかと。まずはこれに気づいてあげることがとても大事です。

おそらく一番最悪なのは、自分は、そして旦那は〜が苦手だったけど、子どもにはそうなってほしくないので〜を是非やらせて親の夢を叶えて欲しいということではないでしょうか?遺伝的な才能のない所に努力を注ぎ込ませるのは、無駄意外の何者でもありません。

 

次に、才能に気づいたときにどうやって環境を用意させるかということです。でも環境を用意させるというのは非常に微妙な難しい問題で、人間というのはある環境の中で出来るだけ心地よいポジションを獲得するために行動を取るのです。

例えばある子どもがそこそこ勉強ができるとしましょう。そしてその子が勉強のできるいい中学、いい高校に入ったとしましょう。そして、その子がいい学校に入った時、自分がその学校の中で相対的なポジションが上位なのか、下位なのかによってその子の運命が真逆になってしまうということです。相対的に上位ならそのポジションを更に高めるために頑張って勉強をします。でも下位グループに入ってしまったら、もはや勉強では勝てないと判断し、勉強以外のこと(不良度とか勉強以外の差別化)で頑張ってしまうのです。

ということは、親がすべきことは、その子にとって遺伝的に優位と思われる分野について、その子をその環境の中に放り込んで、さらにその環境の中で上位グループに所属できるように促すことでなないだろうかと。

 

これが、私がこの本を読んで導き出した結論です。

 

この結論は、実証的に検証されたものかどうかはわかりませんが、でも自分の心のなかでは腑に落ちました。なので、この方針に沿って、どれだけ影響させられるかは分からない子育てというものに関わっていきたいと思います。

 

今宵は何だか長くなってしまいました。

それではお休みなさい。

 

べべろん

 

 

観音崎京急ホテルの隣りあるSPASSOでスパ&ランチ!!

みなさん、こんばんは。

 

サイが金曜日から風邪引いて喉が痛いとか言い出して、「おいおい、また大事なときに風邪引くのかよ。勘弁してくれよー!」と思っていましたが、土曜日なんとか復活してアチコと何処かへ消えていきました。まあ取り敢えず元気になって良かったです。

サイは年末に一人でインフルエンザにかかり、3日間隔離されて寂しい時を過ごしたのを忘れてしまったのですかね?注意してもらいたいものです。

注意と言えばこの前サイがiPhoneを落として画面にヒビが入ってしまいました。てっきりApple Care+に入ってるから大丈夫と思ったら何故か加入しておらず、またまた出費が増えそうです。私の中でのサイの最近のあだ名は「破壊王」です。

 

さて、久しぶりに家族全員の予定がぽっかり空いた日曜日、温泉でも行きたいなーと思った時にふと思いつくのが、本日行ってきたSPASSOです。高速道路に乗って行くと我が家から45分くらい、ちょっとした小旅行気分をお手軽に楽しめます。

 

SPASSOは温泉とランチがセットで楽しめます。ランチはバイキング形式、アレルギー持ちの我が家にとってバイキングは大変ありがたい存在です。

f:id:oasismath:20170129175738j:image

 

 お腹いっぱいのあとはお風呂です。しかし子どもっていうのはバイキングでもギリギリまで食べないんですかね?お風呂から出たら「お腹すいたー!」とか言い出しました。

f:id:oasismath:20170129175501j:image

 

一時間ほど湯につかったりサウナにはいったりして出てきました。

昨日はチオコとふたりきりだったので、ディズニーストアに買い物に出かけ、2時間迷いに迷って購入したイヤリング、ミッキーの形をしています。

f:id:oasismath:20170129175839j:image

 

アチコにもつけてみましたが、所有権はチオコにあるとのことです。

f:id:oasismath:20170129175851j:image

 

風呂上がりに近くに海を散策、奥の方に遊歩道があります。こんなところで暮らしていたら、日頃の遊び方も違うんでしょうね?海で釣りしたり泳いだりできたら楽しそうです。

f:id:oasismath:20170129175913j:image

 

リフレッシュできた週末でした。

来週からまたがんばろー!!

TOEICの結果が返ってきました!気になるその点数は??

久しぶりの英語に関するブログです。

 

昨年の3月に「1年以内にTOEICで800点取るぞ!」と宣言して以来、あまりブログで触れていなかったので「なんだ、結局やめちゃったのか?このチキンが!」と心の中で勝手に妄想批判を受けておりましたが、英語の勉強については細々とやっておりました。

親子で英語学習、目指せTOEIC 800点!!そして英検5級!! - oasismathの日記

 

最初にテストを受けたのが2016年5月29日、この日はサイがトリプルブッキングみたいなことをして、大変なスケジュールの中受験しましたが、結果は730点でした。

TOEICの結果が返ってきてしまいました。。。 - oasismathの日記

 

そして、2回目に受験したのは2016年9月25日、前のテストが返ってきた6月過ぎからいろいろとテキスト買ったりして勉強してたのですが、途中から色々あって週末も忙しくなり、一旦勉強を中止してしまいました。

そして8, 9月ほとんど勉強せずに受験した結果、返ってきたスコアが730点でした。(全然変わってないじゃん!?)

 

この結果が返ってきた10月後半から、またモチベーションを入れ直して勉強を再開。特に「時間不足で設問を全て解ききれない」という弱点を克服するため、タイムを測って問題を解く練習を繰り返しました。いつもPart 7が4題ほど(回答数で20問ほど)全く手がつけられず、「今回は”c”で勝負」みたいな塗り絵になってしまうので、それを出来るだけ無くすことを目的としました。

あとは、参考本によって色々なテクニックを教えてくれるのですが、自分のスタイルに合わない方法を取ると失敗した経験から、自分がやりやすい方法に切り替えました。

具体的には「リスニングや長文における”設問の先読み”」について、一見効率が良さそうに思えるのですが、正直設問だけ見ても内容が唐突的過ぎて頭の中に入らないので、会話を聞いたり文章を読んでから設問を見る手法に切り替えました。この時に、内容を出来るだけイメージして忘れないように心がけ、リーディングなどでも基本的には2度読みをしないようにしました。(分かっていることを確認する程度には見直しますが、分からなかったら2度読みせず諦めるスタイル)

また文法問題において「設問先読み+全文を読まずに解く方法」を推奨する参考書が多かったのですが、これも最初から最後まで読んだ後に設問を読むスタイルに変更しました。結局全体の意味がわからないまま回答すると正答率が下がる傾向があるし、「あれ?想定と違うなー。」と思って読み直すと時間がかかってしまうので、個人的には逆効果だったのかもしれません。

 

要は出題者の意図通り、真っ正直に最初から最後まで読み切って設問に答えるという単純なスタイルです。このときに必要なのが、内容を短期記憶にしっかり保存しておくことと、文章は意味を正しく理解した上で2度見をせずに出来るだけ早く読むというただそれだけです。(早く読もうとして意味の理解を中途半端にするのは逆効果です)

 

こうした特訓を繰り返して受けた第216回TOEICテスト(2016年12月11日)の結果がこちらになります!!

おー、目標の800点を超え、855点を取りました!!

裏の目標であるAクラスの860点には届きませんでしたが、あと5点だけなので良しとしましょう。

f:id:oasismath:20170115083639j:image

 

ということで一年以内での目標、なんとか達成しました。今回逃してたら、目標の1年以内まであと1回くらいしか受けられなかったので危なかったです。

 

さてさて、英語の勉強はこれで終わりということではなくてこれからが本当の勉強です。実はこの試験に前後して、英語を使わなければいけない案件が舞い込んできました。そしてガチンコでやってかなきゃいけないので相当厳しいです。(電話会議キビシー!)

そうは言ってもこっち方面で伸ばしていきたいので、またいつも通り地道に頑張っていきたいと思います。

 

最後に、アチコはどうなったかというと舞台の稽古やらオーディションやらでなかなか数ヶ月先の予定が立てられず、受験せず状態であります。もうしょうがないので、先に受験申し込んじゃって何か入っちゃったらごめんなさいとするしかないですね。英検は年3回しかやらなくて次回は6月です。受験できるかどうかはともかく、ちゃんと頑張れよー!!

エド・シーランがついに3rd アルバムに着手、先行で2曲を発表!!

久しぶりに来ましたーーーー!

エド・シーラン3rd アルバムの発表です!!

 

気付くのが遅れましたが、今年の1月6日に彼の新曲2曲をYouTube上にアップしました!!

エド・シーランの今回のアルバムカラーは水色、そしてタイトルは「÷」です。1作目が「+」、2作目が「×」ときたので今回は「÷」で来ましたね。そうするともう4作目は「−」になると予想されますが、彼らしくちょっと外してくるのか?そのまま付けてくるのか?少なくとも4作目は出ることが十分に期待されるのでそれだけでも楽しみが増えます。

 

それでは早速紹介しましょう。まず1曲めは"Shape of You"、今までのエド・シーランから想像しにくい新しい曲調です。もともとは他のアーティストのために書いた曲とかでRiannaをイメージして書き始めたそうですが、最終的には自分のアルバムに入れることに決めたそうです。彼が歌ってくれて良かった!!

www.youtube.com

 

そして2曲目は"Castle On The Hill"、こちらは疾走感溢れるポップに仕上がった曲、今までのエド・シーランにさらにポップさが増しました。いつもどおりの感情を高ぶらせるシャウトを交えながら走り抜けていくイメージを思い浮かべます。

www.youtube.com

 

どちらの曲も現段階で既に2千万回再生されています。

 

"Castle On The Hil"はライブ動画も公開されています。こちらはギター1本でやっていますが、それでも十分にカッコイイ!

そしてギターには「÷」の記号が!!これから2, 3年の彼のギターはこのマークがついたものでパフォーマンスしていくんですね。あー日本にライブに来ないかな?!

www.youtube.com

 

今年はエド・シーランの年になりそうな予感がします。

また新曲が出てきたら紹介していきたいと思います!!

 

冬の京都旅行2017!!第4日目(最終日)

本日で京都旅行も最終日です。今までお世話になった部屋をできるだけ掃除して、チェックアウトの時間の10時ちょっと前に宿を後にしました。

 

帰新幹線に乗って帰り、夕飯を家で食べることを想定すると、遅くとも午後3時までには京都を後にしないといけません。移動の時間やランチ、そしてお土産を買う時間も考慮すると、回れるのは1箇所だけかな?ということで、最後は二条城を見学して〆ることにしました。

 

なぜ二条城にしたかといえば、実は我が家では『真田丸』が大ヒットしてまして、せっかく京都に来たからには真田丸で出て来た誰かの所縁のあるところに最後に行ってみようといことで決まりました。

二条城といえば、真田幸村の宿敵、徳川家康が建設したことで有名で、その真田との最後の戦いの大阪夏の陣でも、徳川家康は二条城から出発しました。さらには豊臣秀頼徳川家康が会見した場所でもあり、真田丸とは関係ありませんが15代将軍慶喜大政奉還をした場所でもある歴史的なお城です。

 

そんな昔の出来事を想像しながら訪れた二条城、残念ながら有名な二の丸御殿の中は撮影出来ませんでしたが、外観からでもその凄さがわかります。

こちらは二の丸御殿の前にある唐門、2013年に修理が完了したそうで、カラフルな色合いの彫刻に金色の装飾があり、煌びやかで本当に綺麗でした。

f:id:oasismath:20170108041024j:image

 

続いて二の丸御殿の外観、こちらは大名や公家たちが徳川家康に謁見するための場所です。

f:id:oasismath:20170108041921j:image

 

内部を解説を読みながらゆっくり見学。「ここで秀頼と家康が会ったんじゃない?」とか、廊下を歩くとキュッ、キュッと音が鳴ることで有名ですが、アチコが「アチコは歩いても音鳴らないよ?」とか言うので「お前は忍者になれる!」とか言いながらぐるりと回って来ました。

 

お次は外に出て本丸へ。ゆっくり回ったので既に1時間以上経過しています。

f:id:oasismath:20170108042823j:image

 

本丸御殿は見学出来ませんでしたが、この堀を見て戦後時代に思いを馳せ、こんなところ「攻め落とせー!」とか言われても、兵に守られた城の中に入れる気が全くしませんでした。

アチコに、「小学校の生徒何人?」と聞いて「600人くらいかな?」と答えたので、その小学生が10束になろうが、この城はビクともしないことが容易に想像でき、徳川と戦った真田他はとんでもない敵を相手にしたものだと感慨深い気持ちになりました。

 

本丸の隅にある天守閣の跡からの撮影、かつては天守閣がありましたが、現在は石垣のみです。ここからさらに数十メートル上から眺めたら、京都が一望できそうですね。

f:id:oasismath:20170108044329j:image

 

そうそう、新型iPhoneにはポートレートモードというのがあって、人に焦点を合わせると背景がぼやけて撮影することが出来ます。ということでチオコに焦点が合った結果、アチコがやや背景扱いになりました。まあいいか。

f:id:oasismath:20170108044641j:image

 

二条城だけで相当広かったので、ぐるっと回って結局2時間半もかかってしまいました。他にも別の場所にて公開されている、虎や松が描かれている壁の絵の見学もあったのですが、もう時間がなくなってしまったので諦めることにしました。

そうそう、今日はちょうど宿を出る前に、テレビで夜の9時からNHK BSプレミアムで二条城特集をやると知ったので、壁の絵はそちらで見ることにし、二条城を後にしました。ちなみにチオコがその番組見たくないと言い出したので、「なんでよー、折角だから見ようよ!」とみんなが言うと「だって解説が治部くん(石田治部少輔役をやった山本耕史さん)が出るからやだ!もしかしたら治部くんと両想いかもしれないから、見るとドキドキしちゃう!」とか乙女の妄想全開なことを申しておりました。

 

少し遅めの最後のランチ、二条城から歩いて少々のところにあるサントリーがプロデュースする「伊右衛門サロン」に行ってきました。店内はオシャレになっていて、お値段もそれほど高くなく、美味しくいただくことができました。

f:id:oasismath:20170108045526j:image

 

これで今回の京都旅行は終了。最後にお土産を買って家路につくことに。しかしここでもチオコ姫の「ねー、こっちのお土産とあっちのお土産どっちがいいと思う??」攻撃に翻弄される我が家のその他一同。サイの「どっちも買っちゃえば?」という金で解決する提案に納得し、ようやく午後3時過ぎに新幹線の中に乗ることができました。

 

行きは空いていて席を裏返して修学旅行スタイルで新幹線に乗ることができましたが、帰りは3つ席の端っこも別の人が座ってしまったので、前後別々の座席で座りました。前に子供2人、後ろに私とサイが座り、久しぶりに訪れたゆったりとした時間、抹茶ゼリーを美味しくいただき、うつらうつらと仮眠しながら横浜へと帰ってきました。

f:id:oasismath:20170108045531j:image

 

ということで4日に渡った京都旅行ですが、どれが良かったかなー?我が家のみんなは「仁和寺」が良かったと言ってましたが、個人的にはあまり経験できないことをやった座禅体験が面白かったかなーとも思っています。

 

他にもまだまだ見るところややってみたいことがあるので、いつかまた京都に行きたいですね。アチコは書き初めとか苦手なくせに、今度は絶対写経をやるとか言ってるし。

 

それではまた今度。

お休みなさーい!

(というか今日は酒飲んでBSプレミアム見て寝落ちしてしまったのでもう明け方の更新です。)

冬の京都旅行2017!!第3日目

京旅行も3日目になり、そろそろ観光もマンネリ化し始めてきました。

そんな時は体験型イベントがうってつけ。今日は幾つかの場所にそれなりに時間をかけて堪能してきました。

 

まずは京都駅から電車で2駅の稲荷駅で下車し、伏見稲荷大社に行ってきました。こちらは外国人に人気No.1の観光場所ということで、外人さんもたくさんいましたが、初詣でに来た日本人も大勢いました。

この神社はものすごい数の鳥居があることで有名。「千本鳥居」と名前がつくくらい沢山の鳥居から構成される鳥居トンネルがありますが、行きと帰りで800基ほどあるそうです。ただしこの大社は「千本鳥居」と呼ばれる通路だけでなくそこからさらに山の山頂まで延々と鳥居が存在するので、延べ3000超の鳥居があるそうです。すごいですねー!

ということでまずは千本鳥居の最初のところでパチリ、人通りが途切れることなくものすごい人が観光にやって来ています。

f:id:oasismath:20170106204432j:image

 

それからそこそこ上に登って行くと、元の入り口に戻る道と伏見稲荷大社の山頂に行く道に別れていました。

どうしようかと迷いましたが、せっかく来たんだし山頂まで登ってしまおうと決め、急いで山頂まで登って行きました。

こちらは山頂に向かう途中にある絶景ポイント、京都の街並みを上からみることが出来ます。

おっとアチコの頭から鹿のような角が生えてますね!?

f:id:oasismath:20170106210044j:image

 

山頂まで片道30分、行き帰りでざっと1時間の小登山を体験することができました。結局参拝の時間も含め、ざっと2時間伏見稲荷大社を堪能しました。

 

お次は昨日の夜、ネットで予約した座禅の体験をしてみることにしました。行き先は東福寺の北に位置する勝林寺というお寺です。ちなみに開始時間は13:00からでしたが、稲荷大社で結構な時間を使ってしまいましたので、昼食なしで座禅体験をすることにしました。我が家の定番、昼抜き観光です Σ(゚д゚lll)

f:id:oasismath:20170106215410j:image

 

座禅する場所はこんな感じ、1時間の座禅体験の中、説明や休憩を除く座禅の時間は15分×2回の計30分です。

f:id:oasismath:20170106215647j:image

 

家族みんな初体験の座禅、あの長い木の棒で叩かれやしないかとドキドキです!!しかしここは体験座禅だったので、自分から志願した人だけが住職さんからパシッパシッ×2とやってもらいます。

足の組み方から手の置き方、姿勢や目線のやり方を習い、座禅が始まったら呼吸に合わせて1から10まで数を数えることで雑念を払えるということを教わった後で座禅スタート!

まずは最初の15分、市川海老蔵似のイケメン住職が目の前を通る度に、自分で志願しない限り叩かれないと分かっているのに緊張が走ります。そんな中、志願したどなたかがパシッパシッっと叩かれます。結構痛そうな音がして、聞いてるこっちに衝撃が走ります!

そうこうしているうちに組んでいる足が痺れて来ました。「あー、足の組み方失敗したなー。腰まで痛くなってきた。股関節とか固いからなー。早く15分たたないかなー?てか、アチコとチオコの鼻息うるさいなー。鼻詰まってるんじゃないの?おっと数数えなきゃ、えーと幾つまで数えたかなー?、、、」雑念の嵐です。

 

ようやく15分の座禅が終了。「ちょっとチオコ叩かれてみなよ」とか軽口たたいている間に休憩が終わり、2回目の座禅がスタートです。ここで我が家一同衝撃が走ります。なんとチオコが開始30秒で叩いて下さいと身を屈めました。海老蔵似のイケメン住職がチオコの前に立ち、他の大人よりもちょっと優しめにパシッパシッっと叩きました。「おいおい、何してるんだよ!」って心の中でびっくりしましたが、それを機に他の人もパシッパシッ叩かれて始めてます。そして3人目か4人目に今度はサイが海老蔵似のイケメン住職にお願いしますと合掌しパシッパシッ叩かれました。「何その流れ、今度は自分がやらなきゃいけないの?」と心の中で葛藤し始めます。「いやいや、周りに促されて叩かれるのは宜しくないよ。(いーち)それはそれで形だけ取り繕う嫌な大人みたいだ。ここはやはり当初の基準通り、眠くなった時か、頭の中で雑念が溢れて集中出来なくなった時に叩いてもらうべきだ。(にー)てゆーかさー、みんな叩かれるのを厄払いか何かと思ってるんじゃないの?(さーん)ここはやっぱり当初に海老蔵似のイケメン住職が言った通り雑念で溢れた時に叩いてもらうべきだ!(しー)しかしこういう風に考えてることも雑念で溢れていることなのかなー?(ごー)あー、前の人の洋服のスジの入り方が『大』の字にみえるなー。そういえば昨日金閣寺に行った時、その脇の山に大文字焼き(左大文字)があったなー(ろーく)、おーなんか前の焦点が合わなくなってきたなー、これって雑念が取り払われてきてるってこと?(なーな)、特に眠くなってる訳じゃないしこれって雑念がなくなってきたってことじゃね?(はーち)、あー、座禅は組みやすいように組んだのに腰が痛くなってきたー。(きゅー)、、、」こうして私の後半15分は過ぎて行きました。凡人中の凡人であります。

 

 座禅体験が終わり、思い思いにそれぞれの感想を語りながら今回の旅行二度目の祇園へ。もう2時半になっていたのでランチはせず甘味処で奮発することに。本日は鍵善良房がプロデュースする「ZEN Cafe」に行って参りました。

f:id:oasismath:20170106225549j:image

 

ここのおすすめはくずもちセット、チオコがオーダーしました。

f:id:oasismath:20170106230504j:image

私は花びらもちセット、サイとアチコは生菓子セットを注文しました。

f:id:oasismath:20170106230352j:image

f:id:oasismath:20170106230401j:image

 

そしてお互いにどれが美味しいか味比べ。結果はチオコのくずもちが1番!あー、やっぱり鍵善良房はくずもちとかくずきりがNo.1だねっ!という結論になりました。

 

再び祇園のメイン通りを歩いてお買い物タイム。そうこうしているうちに夕飯の時間になってきました。今日は京都最終日の夜ということなので外食をすることにしました。行き先は四条烏丸の近くにある「太郎屋」というおばんざいが中心のお店です。

f:id:oasismath:20170106230929j:image

 

価格もリーズナブルで敷居も高くなく、一方で出てくる品々も美味しくて、我が家全員大満足でした。揚げ出し豆腐があったのですが、あまりに美味しくて三回も注文してしまいました。

酔いも回って、「おいアチコ、お前酉年だろ。鳥の真似してみろ!」と無茶振りした写真がこちら。

f:id:oasismath:20170106231559j:image

(申し訳ございません)

 

ということで京都3日目も満喫することが出来ました。明日は横浜に戻らなければいけないのが残念です。

それではお休みなさい。 

冬の京都旅行2017!!第2日目

京都旅行第2日目は朝9時過ぎに宿を出発。今日は金閣寺方面から回ってみることにしました。

バスに乗ること30分超、金閣寺道というバス停で下車し、金閣寺鹿苑寺)を参拝しました。

f:id:oasismath:20170105221223j:image

 

またもやあいにくの曇り空、時折パラパラと雨が降ってきたりしてとても寒かったです。

それでも元気な子供達、写経がしたいということで一文字100円の写経という安いんだか高いんだかわからない体験写経をしました。

アチコは「五」という字を写し、願い事は「心願成就」、チオコは「子」という字を写し、願いは「健康長寿」でした。(チオコはサイの助けあり)

f:id:oasismath:20170105221700j:image

f:id:oasismath:20170105221857j:image

 

さて、お次は龍安寺に向かうところでしたが、寒すぎて途中で早めの昼食、お蕎麦とおうどんを頂きました。が、いまいち感動が薄かったのでコメントは省略します。

昼食後に徒歩にて龍安寺まで。ここは石庭で有名です。

f:id:oasismath:20170105222404j:image

 

この辺で「私ここ好きかも」とわたし侘び寂び理解出来るアピールするサイ、その横で真の侘び寂び女子チオコがぼーっと庭を眺めてます。

f:id:oasismath:20170105222837j:image

 

そうそう、龍安寺は石庭だけでなく、庭も綺麗ですよね。季節が冬ということで花とか咲いてませんでしたが、梅や桜の木があって春だったら本当に綺麗なんだろうなと思いました。

f:id:oasismath:20170105223400j:image

 

龍安寺からまたまた徒歩で20分弱くらいのところに仁和寺があります。チオコも歩くの疲れたと言い始めますが、走ればすぐ着くから疲れないよとか訳わからない理由でごまかしながら目的地に到着しました。

こちらの門は「二王門」、アチコの背中に仏様の半眼のような光が!?きっと私たちを見守ってくれているのでしょう。

f:id:oasismath:20170105224930j:image

 

そして仁和寺のしん殿内へ入ると、そこにも美しい庭園、そして書院の数々があります。

f:id:oasismath:20170105225609j:image

f:id:oasismath:20170105225832j:image

f:id:oasismath:20170105225712j:image

f:id:oasismath:20170105225916j:image

 

そんな中、私はこのアングルが好きかな。

f:id:oasismath:20170105230023j:image

 

家族全員が仁和寺を気に入りました。私も気に入ったついでに御守りを購入しました。

 

仁和寺には、他にも五重塔があります。

f:id:oasismath:20170105230507j:image

 

見所満載の割に清水寺三十三間堂ほど混んでなくて、今のところ我が家でNo.1の観光名所となりました。

 

時間が経つのは早いもので、色々見ているうちに時間は午後3時を過ぎてしまいました。当初は嵐山も行けるかな?とも考えていましたが家族で回るとなるとこの辺りから休憩&宿に戻る準備にはいりました。

 

仁和寺から再びバスに乗って今度はチオコ念願の祇園方面に向かいました。

途中で色々お買い物をして、祇園にある甘味処「月ヶ瀬」であんみつを頂きました。

f:id:oasismath:20170105231320j:image

 

 小腹を満たした後は宿にてお手製のディナー、やっぱり外食が続くと我が家の定番料理にホッとしますよね。(ちなみにトンテキは自宅から持ってきた私の秘伝のたれ?による味付けとなっております。)

f:id:oasismath:20170105231528j:image

 

食事の後は今日も別腹のおやつ、祇園のニキニキで購入した生八ツ橋の人形型お菓子を頂きました。

f:id:oasismath:20170105231902j:image

 

最後にこれまでの戦利品とともに、今日も京都の日本酒を頂いております。

f:id:oasismath:20170105232035j:image

 

そろそろ今日も床に就きたいと思います。

それではまた明日、お休みなさい。