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oasismathの日記

家族みんなが大好きな洋楽やGleeの話題、週末の日記、趣味の料理の話、ときどきミュージカルの告知など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

1週間の株式相場振り返り(7月8日〜7月12日):言った覚えはない by バーナンキ

相場

雇用統計週間も過ぎ、今週は特に大きな材料はないかと思っていたところに爆弾が2つ落とされました。1つは by 中国、もうひとつは by バーナンキ

まず中国。

UPDATE 4-中国貿易統計、6月輸出は前年比3.1%減、2012年1月以来のマイナスに | マネーニュース | 経済指標 | Reuters

中国の輸出入の減少は5月から既に見えていましたが、今回の発表で決定的となりました。以下引用:

「政府が短期資金流入の抜け穴をふさぐため、偽の輸出文書を利用する行為を取り締まったことも、貿易不振の要因とみられる。中国の輸出はこれまで、こうした行為によって水増しされていたとされる。」

資金の流れとして、貿易的な動きと類似のものがあったのかもしれませんが、中国株式市場の軟調さが定着した頃には既に見せかけの成長だった可能性が高いです。

また最近はこんな発言も政府関係者から出てきてます。

UPDATE 3-中国財政相、7%下回る下半期成長率も容認の構え | マネーニュース | 経済指標 | Reuters

まるでバブル崩壊後の日本の足あとを辿っているような気がします。

 

次はFOMC議事録。

前回のFOMC後の記者会見でバーナンキが発言してから、QE3縮小に向けた見通しが一気に高まり資本の米国回帰が鮮明となっていました。しかし、議事録が発表されるとそれほどタカ派ではなかったことが明らかになり、「グローバルレベルでの壮大な行ってこい」が起きました。

WRAPUP 2-FOMC議事録、緩和縮小には一段の雇用増必要 FRB議長は当面の緩和維持を表明 | マネーニュース | 経済指標 | Reuters

 以下引用

議事録によると「複数のメンバーが、資産買い入れの縮小が近く正当化される可能性があると判断した」。ただ、「多くのメンバーが、資産買い入れのペースを減速させるのが適切となる前に、労働市場の見通しの一段の改善が必要との認識を示した」としている。

ということで「もうちょっと雇用の改善を見てから出ないと縮小はしないよ、9月なんて言っている輩がいるけどそんな早いわけないだろ!!」ということでしょうか。

 

この議事録を受けてドルが急落、ドル円は1週間で2%弱の下落、またドルの代替資産とみなされていた金が久しぶりに大幅上昇しました。

金利は2.6% まで低下、株式市場は再び反発してダウは最高値を更新しました。日本株にも追い風の予定でしたが、ここまで急激な円高になると盛り上がりにやや欠け中途半端な反応となっています。

 

 

  6月14日 6月21日 6月28日 7月5日 7月12日 1週間変化率
DJIA 15,070.18 14,799.40 14,909.60 15,135.84 15,464.30 2.17%
日経 12,686.52 13,230.13 13,677.32 14,309.97 14,506.25 1.37%
WTI 97.89 92.92 95.01 103.63 106.25 2.53%
1,389.90 1,292.80 1,232.30 1,222.40 1,280.00 4.71%
$/¥ 94.22 97.69 99.00 101.22 99.32 -1.87%
€/¥ 125.75 128.14 128.91 129.86 129.78 -0.06%
€/$ 1.33 1.31 1.30 1.28 1.31 1.85%
米金利 2.13 2.51 2.48 2.72 2.60 -0.11%
VIX 17.15 18.90 16.86 14.89 13.84 -1.05%

 

 

為替の1週間の動き。

 

ほぼどの国も対ドルで価値が上昇しています。特に前回まで逃避の一貫で新興国から逃げていた資金が、韓国やロシア、南アなどに再び戻って来ました。

ただこの流れでも資金が戻らないAUD(中国関連)とブラジル(デモ拡大中)は深刻な状況にあるのかもしれません。インド、トルコも戻りが弱いですね。

 

1$=XX(Currency) 6月28日 7月5日 7月12日 6/28→7/5 7/5→7/12 累積
韓国 Won (KRW) 1143.0 1152.8 1123.5 -0.9% 2.6% 1.7%
ロシア Rouble (RUB) 32.839 33.335 32.649 -1.5% 2.1% 0.6%
南ア Rand (ZAR) 9.8941 10.2019 9.9941 -3.0% 2.1% -1.0%
日本円 (JPY) 99.190 101.215 99.285 -2.0% 1.9% -0.1%
Swiss Franc (CHF) 0.9447 0.9642 0.9467 -2.0% 1.8% -0.2%
Euro (EUR) 0.7679 0.7794 0.7653 -1.5% 1.8% 0.3%
Singapore (SGD) 1.2684 1.2816 1.2619 -1.0% 1.6% 0.5%
British Pound (GBP) 0.6568 0.6713 0.6622 -2.2% 1.4% -0.8%
New Zealand (NZD) 1.2915 1.2971 1.2846 -0.4% 1.0% 0.5%
Turkish Lira (TRY) 1.9289 1.9670 1.9551 -1.9% 0.6% -1.3%
Indian Rupee (INR) 59.535 60.251 59.892 -1.2% 0.6% -0.6%
Thai Baht (THB) 31.055 31.293 31.150 -0.8% 0.5% -0.3%
香港 (HKD) 7.7568 7.7553 7.7587 0.0% 0.0% 0.0%
中国 Yuan (CNY) 6.1451 6.1378 6.1406 0.1% 0.0% 0.1%
Australia (AUD) 1.0934 1.1034 1.1056 -0.9% -0.2% -1.1%
Brazilian Real (BRL) 2.2259 2.2619 2.2678 -1.6% -0.3% -1.8%

 

最後は1週間で発表された統計値。

ミシガン大CCIは微減、雇用はやや悪化、米国の見通しは良くも悪くもなるほどでなく横ばいでしょう。

中国は最初に書いたとおりメッキが剥げた感じです。これがグローバル経済にどのような影響を及ぼすのか、頭の中でシミュレーションしたほうが良いかもしれません。

 

◆主要な統計値発表

  • 7月 米ミシガン大消費者信頼感指数 83.9 (6月 84.1)
  • 今週の米新規失業保険申請 360,000件 (先週 344,000件)
  • 6月 中国CPI(前年比) +2.7% (5月 +2.1%)
  • 6月 中国貿易統計(前年比) 輸出 -3.1%、輸入 -0.7% (5月 輸出 +1.0%、輸入 -0.3%)

(出所) ロイターニュースより作成