oasismathの日記

趣味として楽しんでいる料理やワイン、家族がみんな大好きな音楽やダンスの話など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

1週間の株式相場振り返り(11月11日〜11月15日):日本株が大幅反発

先週末の雇用統計から、特に日本株市場で好調な展開となりました。

困難と思われた1ドル100円の壁をあっさり通過し、円安の領域に入ってきました。

先週末の日本株は金曜日、大きく下落した反動で下駄が履かれていましたが、それにしても1週間で7.66%も上昇というのは結構なインパクトが有ります。

 

金利が思ったほど上昇していませんが、これは次期FRB議長のイエレン氏が公聴会で「量的緩和縮小を急がない」考えを示したとで、出口戦略後退に反応した結果でしょうか。

VIXも12台前半にまで下がってきて、かなりのリスク・オン状態となっています。ダウも最高値を更新し、今週は絶好調でした。

 

  10月18日 10月25日 11月1日 11月8日 11月15日 1週間変化率
DJIA 15,399.65 15,570.28 15,615.55 15,761.78 15,961.70 1.27%
日経 14,561.54 14,088.19 14,201.57 14,086.80 15,165.92 7.66%
WTI 101.15 97.90 94.60 94.35 93.74 -0.65%
1,316.30 1,352.30 1,315.50 1,289.00 1,287.00 -0.16%
$/¥ 97.79 97.41 98.72 99.09 100.20 1.13%
€/¥ 133.83 134.46 133.15 132.44 135.20 2.09%
€/$ 1.37 1.38 1.35 1.34 1.35 0.95%
米金利 2.59 2.50 2.62 2.75 2.71 -0.04%
VIX 13.04 13.09 13.28 12.90 12.19 -0.71%

 

お次は為替の動向。意外と新興国に対する対ドルの価値増加が目立っていて、先週の雇用統計に対する過剰反応の戻りという感じでしょうか?一方で円だけは下落しています。麻生さんの国会発言が一仕事しました。

 

ドルが回復、イエレン氏のハト派的発言にサプライズなく | 外国為替 | 外国為替フォーラム | Reuters

ドル/円は、麻生太郎財務相が、市場の過度の変動に備えて為替介入という政策手段を有しておくことは大事だと国会で発言したことを受け、一時100.14円と2カ月ぶりの水準に上昇した。

 

1$=XX(Currency) 11月1日 11月8日 11月15日 11/1→11/8 11/8→11/15 累積
南ア Rand (ZAR) 10.1908 10.3403 10.1619 -1.4% 1.8% 0.3%
New Zealand (NZD) 1.2107 1.2125 1.1991 -0.1% 1.1% 1.0%
Euro (EUR) 0.7414 0.7482 0.7411 -0.9% 1.0% 0.0%
Swiss Franc (CHF) 0.9124 0.9218 0.9148 -1.0% 0.8% -0.3%
British Pound (GBP) 0.6280 0.6244 0.6204 0.6% 0.6% 1.2%
Turkish Lira (TRY) 2.0178 2.0387 2.0292 -1.0% 0.5% -0.6%
ロシア Rouble (RUB) 32.407 32.672 32.573 -0.8% 0.3% -0.5%
韓国 Won (KRW) 1062.7 1065.7 1062.6 -0.3% 0.3% 0.0%
Singapore (SGD) 1.2435 1.2468 1.2463 -0.3% 0.0% -0.2%
Brazilian Real (BRL) 2.2573 2.3187 2.3180 -2.6% 0.0% -2.6%
香港 (HKD) 7.7529 7.7517 7.7531 0.0% 0.0% 0.0%
中国 Yuan (CNY) 6.0997 6.0907 6.0919 0.1% 0.0% 0.1%
Australia (AUD) 1.0597 1.0657 1.0671 -0.6% -0.1% -0.7%
Thai Baht (THB) 31.180 31.485 31.592 -1.0% -0.3% -1.3%
Indian Rupee (INR) 61.757 62.565 62.844 -1.3% -0.4% -1.7%
日本円 (JPY) 98.720 99.085 100.200 -0.4% -1.1% -1.5%

(出典) Yahoo! Finance Currency Centerより作成

 

最後は経済指標。特に今週目立った材料となる発表はありませんでした。来月の雇用統計までしばらく何もない展開が続くのでしょうか。

かなり適当ですが、年末はいつも株式市場が上昇するイメージが有ります。ただ今年は大きなショックも少なく年央も安定した展開だったので、それほど年末で戻すというイメージが無くなりましすし、どうなんでしょう?

 

◆主要な経済指標の発表

  • 11月 NY州製造業業況指数-2-21 (10月 1.52) 
  • 10月 米鉱工業生産指数 -0.1% (9月0.7%)
  • 今週の米新規失業保険申請 339,000件 (先週 341,000件)

(出典) ロイターニュースより作成