oasismathの日記

趣味として楽しんでいる料理やワイン、家族がみんな大好きな音楽やダンスの話など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

チオコの可哀想で健気な出来事

本日、アチコの合唱の送迎をし、買い物を完了し、ようやく夕方に家に戻り、しばし(といっても5分ほどですが)休憩をしていました。

いつものようにチオコとアチコが遊んでいると、突然チオコの泣き声が聞こえてきました。どうせいつもの喧嘩だろうと思ってウトウトしているとサイが、「パパー、ちょっと来て〜!」と真剣に呼んでいました。

「どうした〜?」とみんなの方に向かって行くと、チオコが右目の上の方を抑えて泣いているではありませんか。覆っている手には血がついていて、頬からは血の涙が流れていました。

「何、どうしたの?」と聞き、抑えている箇所を見てみると、右目のマブタの上を1.5cmほど切ってしまったようです。

サイが「これは病院行って縫ってもらわなきゃだめかな〜?そういえば前同じように切っちゃった人がいて土日で手当してくれる病院が無くて大変だったって言ってた。」と言いました。取り敢えずサイにはその人に電話してもらい、私はネットで土日でもやっている病院を調べることに。

色々話を聞いていくと、どうも形成外科というところに行くべきらしいのですが、一般の病院相談所のような所に問い合わせると、私の家から10km圏で形成外科がやっているところは無いとの回答、仕方なく外科でやっている所に行きました。

 

最初、チオコは「ちっくんしない?」などと呑気なことを言っていましたが、診察室のベッドに寝かされ、ガーゼで傷口周りを拭かれると、痛さと怖さでフーフー言っていました。

その病院はおじいちゃん先生で、「う〜ん、ガーゼ。」、「う〜ん、3mm。」など、色々なことを考えているようなのですが、言うことが大したことがなくて、肩透かしの連続でした。

(どうも普通の大人なら縫うようですが、4歳の子供が泣き叫んだり暴れたりして処置が難しくなりそうだということで判断を決めかねているようでした by サイ)

 

結局、厚めのガーゼでマブタを覆い、テープで固定して経過を見るということで本日はひとまず終了となりました。

しかし、診察室から出てくるとまた血が滲んで来て、テープが赤くなってしまいました。ということで診察室にもう一度戻ることに。

一度緊張の糸が切れたチオコさん、もう一度恐怖に耐えなければなりません。何度も何度もお腹を膨らませてフーフーやっていて、(まるで出産のシーンのようで)端から見ていると可哀想なんだけどその健気さが可愛くて可愛くて、思わず笑ってしまいました。

 

最終的に、もう一度ガーゼを替え、テープで頑丈に止めて、試合後のボクサーのようなタレ目状態で帰宅することになりました。車の中でチオコは泣きそうになったのですが、「泣くとまた血が出ちゃうよ」と言われて、泣くのを必死でこらえていました。そしたら今度はお腹が痛いと言い出しました。

そりゃ〜そうでしょう。あれだけお腹を膨らませてフーフーやってるのですから。

 

家に戻り、気分転換にテレビをつけると暫く見ていましたが、夕食タイムも食が進まず、ちょっと思い出しては泣きそうになるも必死に我慢しています。

私も可哀想になって、(もう血も止まってるし)「泣きたかったら泣いていいんだよ。」と言うと、開放されたかのように「わ〜(泣)」とサイに抱っこされて泣きました。

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さて、ひとしきり泣いた後、チオコが歩き出したところ、なぜか体が前かがみになって”おばあさんのように歩いている”でなないですか。疲労とお腹の痛さでヨボヨボ状態になってしまったようですが、これも端から見てるとなんとも可愛いんだ。

 

最後はママに抱っこされて大人しく眠りに落ちました。

チオコさん、大変な一日でしたね。

 

そこまで幅は広くはありませんが、目立った傷が残らないことを祈るのみです。