GLEEでカバーされたアーティスト特集パート⑨:『Les Miserables』
今回は1人のアーティストではなく、ミュージカルである『レ・ミゼラブル』から、Gleeの中で歌われた曲を紹介したいと思います。
Gleeの中でも『レ・ミゼラブル』は特にレイチェル演じるリー・ミシェルにとって非常に関係の深い作品です。まず、リー・ミシェル本人が8歳の時、子供のコゼット役としてブロードウェイに出演していました。そして、最初にGleeキャストを決定するオーディションで歌った歌が、レ・ミゼラブルの中でエポニーヌが歌う『On My Own』だったそうです。さらに、2012年に映画化された『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役に、リー・ミッシェルはエントリーしたようで(最終的にはサマンサ・バークスに決定しましたが)、レ・ミゼに並々ならぬ情熱を持っています。
そんなレ・ミゼの作品の中で、Gleeで歌われた曲は、今のところ3曲です。
1曲目は、既に紹介した『On My Own』です。Gleeではシーズン1の一番最初に、レイチェルがGleeクラブに入部するためのオーディションで歌った曲です。
そしてこちらの動画は、映画『Les Miserables』でサマンサ・バークスが歌うバージョンです。とても悲しい歌(というかレ・ミゼの曲は全部悲しい歌)であるのと同時に、レ・ミゼラブルの最高の見せ場の1つです。
Les Misérables - "On My Own" Trailer - YouTube
2曲目は『I Dreamed A Dream』です。Gleeではシーズン1で、レイチェルとレイチェルの母親シェルビー先生(Idina Menzel, Wickedのオリジナルエルファバ)が初めて共演した歌です。ミュージカルソングを歌わせたらGlee最強コンビであろう2人によるパフォーマンスでした。
そして今回紹介する動画は、あのスーザン・ボイルが初めてオーディションで歌った時の歌です。スーザン・ボイルが一躍スターとなった伝説(?)の瞬間です。
Susan Boyle - Britains Got Talent 2009 Episode 1 - Saturday 11th April | HD High Quality - YouTube
そして、最後は暫く間をあけて、シーズン4で歌われた『Bring Him Home』です。NYADAに入学したレイチェルとカートですが、レイチェルが調子に乗っている時に、その鼻をへし折るために、真夜中の決闘でお互いに歌いあった時の曲です。
中々、引用として良い動画が見つからなかったので、ここではNick Piteraという人の一人レ・ミゼ・メドレー動画を紹介したいと思います。『Bring Him Home』は最後から2番目の曲です。
One Man Les Miserables Nick Pitera Medley - YouTube
こちらのメドレーからも分かる通り、レ・ミゼラブルには名曲がまだまだ沢山あり、今後もどこかの場面で歌われることでしょう。私はジャベールの歌う『Stars』が好きです。
ところで、帝国劇場で公演されていた『レ・ミゼラブル』ですが、ちょうど2013年11月27日で千穐楽を迎えてしまいました。次に公演されるのは、2015年春とのことです。まだ見たことがなかったので、直ぐに見られなくて残念です。
でもその時には、リー・ミッシェルのように我が家のアチコが子供コゼット役として出演していると思うので、楽しみに待ちたいと思います(笑)。
(オーディションとかやってるのだろうか?それとも◯◯プロダクト繋がりとかなのかなー?)