アチコの初オーディション、そして横浜元町にある『茶倉』で残念会。
本日はアチコの初めてのミュージカル・オーディション(実技演習)の日でした。
朝からサイとアチコの2人で、新宿まで出かけてきました。ちなみにサイは昨日の夜、会場にたどり着けずオーディションに間に合わない夢を見たそうです。意外と母親もプレッシャーのようなものがかかっているんですね。
さて、二人は会場に着き、アチコはサイと分かれて一人会場へ。オーディションは一人ずつ個室で行うらしく、周りの人の歌は聞くことができなかったそうです。そしてアチコの番に。
まず、「名前と年齢を言って下さい。」といわれた後で、「それでは歌って下さい。」と言われたそうです。早速歌い始めたアチコ、しかし1つ目のパートを歌ったところで「はい、結構です。」と言われたようです。その後適当な雑談(「学校ではどんな遊びが流行っていますか?」)をした後あっけなく終了。
結果発表は1時間後、紙で貼りだされたのですが、残念ながらアチコの番号はありませんでした。アチコのグループはオーディションを受けたのが20人ぐらいだったのですが、結局本日合格したのは2人だったそうです。倍率10倍の激戦でしたね。
ここからはサイが周りのお母さんが聞き出した情報ですが、ここに応募してくる多くの子供達は”事務所”に所属しているようです。”事務所”ってなんですかね〜?ちなみに一人お話したお母さんは、名古屋から来ていたそうです。いや〜、大変ですね〜。
アチコとサイは昼過ぎには帰ってきましたが、ランチを食べても中々元気が出ず、いつもより全然声が小さく、喋っている言葉がよく聞こえないアチコさん。そして同じようにいままで頑張って指導してきたサイは、突然目標を失ったことで気持の整理がなかなか付かない状態に。
このまま悶々と家に帰っても気分は晴れないだろうということで、横浜元町にある『茶倉』でお茶とデザートを食べて気分転換しよう(残念会)ということにしました。
日本茶専門店『茶倉』SAKURAは、元町の表通りからほんの少し坂を登った場所にあります。本日注文したのは、「抹茶パフェ with ゆずほうじ茶」、そして「あんみつ with ほうじ茶」です。
こちらはほうじ茶、右の大きなポットにお湯が沢山入っていて急須に何杯でもお湯を注ぐことが出来ます。
そしてこちらがあんみつ、卵アレルギーを伝えるとアイスクリームを分けて出してくれました。
結構ボリュームもあり、お茶も何杯でも飲めるのでみんなかなりお腹いっぱいになってくると、だんだんみんな元気になってきました。
その後、子供たちの好きな雑貨を見て、買い物をしながら元町通りを歩いているうちにすっかり元気になってきました。(ちなみにアチコは歌が歌えるようになるのが元気のバロメーター、夕方にようやくその歌が出てきました。)
本日はアチコにとって初めての試練の日となりました。今までは大好きな歌をアチコが歌えば、褒めてくれる人、引き上げてくれる人ばかりでしたが、今日初めて拒絶されるという経験をしました。
でも私としては、ここからが本当のスタートなのかなと思っています。ただ好きなだけで、それを周りが引き上げてくれるような環境は大人になるほど少なくなっていくでしょう。
今後は自ら情報収集し、やるべきことをやり、学ぶべき人に学び、ライバルを知って切磋琢磨し、目的を達成するために自分自身を成長させる。(まだ小学校2年生なのに大変ですね〜。)
「アチコ、今のままだと今後もオーディションに受かる確率は低いけどどうする?」とサイが聞くと、「アチコ保健所行く!」と言いました。(保健所??ああ、事務所ね。)
さてさて、親としては子供への応援、財布との相談、姉妹への平等性など諸々の条件をクリアできるような最適解を探さなければいけないのですが、どういう決断をしていきましょうかね〜。
それにしても子供が成長していく姿が、親としてこんなにもワクワクすることだとは、独身時代には思いもよりませんでした。
アチコさん、これからも目一杯応援するからね〜!!
追伸)我が家では「くま」がしばらくの間禁句ワードになりそうです。