家コーヒー、究極の自己満足を目指して。
いつものようにYouTubeを見ていると、「森コーヒー」なる動画をアップしている人がいました。わざわざ森に行って、たった1杯のコーヒーを飲むために、アウトドアの装備をフル活用してコーヒーを淹れて飲むというただそれだけの動画です。(おい、随分マニアックな動画見てるなという声が聞こえてきます。)
そんな動画に対抗して(?)、本日は私のこだわりのコーヒー生活を本邦初公開致します。アホらしいと思った方はそっとブログを閉じて下さい。完全な自己満足の世界です。
さて、まずこだわりの第1にして、もっとも重要な要素は豆です。
本日の豆は、例の如くTERA COFFEE and ROASTERさんで購入した”RWANDA”、そしてその豆を挽くのはカリタの手挽きミルです。
少し前は、格好つけてボダムの電動ミルを使ってみたりもしたんですが、やっぱり挽いた豆の粗さが均一になるのは手挽きミルだという結論に達し、このミルを愛用しています。これ、値段は確か3000円ちょっとでお安いですが、使いやすいのでなんだかんだで10年近く利用しています。
そしてお次のこだわりはケトル、こちらもカリタ製です。この細口が超重要、これがないとコーヒーを上手く淹れられません。
しかしこのケトルの欠点は、この細口から沸騰したお湯が溢れ出てくることです。なので普段は水蒸気の圧力のはけ口が細口に集中しないよう、ケトルの蓋をしないで火にかけています。
さて、お湯が沸騰したらマグカップの上にペーパーフィルターを乗せ、少量のお湯を注ぎます。ちなみにこのコーヒードリッパーはKONO製です。素人はカリタ式の3穴ドリッパーか、メリタ式の1穴ドリッパーを使いますが、こだわりの人間はKONOを使います。何が違うって??自己満足度が違うんだよ!!
この少量のお湯を注いだら30秒ほど待ちます。この30秒は蒸らす時間、豆が水分に浸かることによって、中から旨味成分がぎゅ〜っと出てくる時間です。
この蒸らしタイムが終わったら、中心から周りに向かって円を描くようにお湯を注ぎます。この注ぎ方が、このケトルを使わないと大変困難になります。
お湯は一気に注がず、ゆっくりゆっくり注ぐのがとても重要です。このお湯を注ぐスピードによってコーヒーの味わいが全く変わってきます。丁寧に注げば丁寧な味が、乱暴に注ぐと雑な味になります。
さて、ちょうどいい分量のお湯を注いだら完成!!
本日のコーヒーの相棒は、白楽ベーグルさん(http://hakuraku-bagel.com/)で購入したプレーンのベーグルに、ブルーベリークリームチーズを挟んだ逸品です。
ちなみにこのマグカップは、ファイヤーキングのジェダイ(翡翠色)と呼ばれるもので、コーヒーマニアには必須のものとなっています。この半透明ガラスにコーヒーが透けて見えるのがたまらないんですよね。
旨いコーヒーと、そのコーヒーを淹れるために試行錯誤を繰り返して選ばれた器具やカップたち、そして家族全員が寝静まった静かな夜、う〜ん最高ですね!!