oasismathの日記

趣味として楽しんでいる料理やワイン、家族がみんな大好きな音楽やダンスの話など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

今年も1年が無事終わろうとしています。〜アチコの近況など〜

最近とある仕事の準備で週末もいろいろとしなければならず、このところブログの更新が滞っております。

正月も半分以上はセコセコやらねばならず、家族には本当に申しわけ〜 m(_ _)m

 

ところで今日は仕事納めだったこともあり、久しぶりにブログを書いております。X Factor UKに関するブログも終ってアクセス数も急降下中でありますので、その隙をついて内輪ネタとして家族の近況でも。

 

我が家のCHO✩JOであるアチコは最近悩んでおります。「私ミュージカルを目指すのやめる」と。それに対して、私とサイは「え〜??」と。

 

よく話を聞いてみると、今現在やっているミュージカルの練習について、「どうも自分だけ何か場違いな場所にいるような気がする。」とのことらしいです。例えば歌い方1つをとっても、今までアチコが教わってきた歌い方と異なるやり方で周りの皆は歌っていて、自分の歌い方が浮いているような気がするらしいです。

またダンスなんかもちょっと一人だけ違うみたいで、「自分はどうして選ばれたんだろう?」なんて呟いたりもしています。

ふ〜ん、いっちょまえに悩んじゃったりしてますね〜。

私とサイも「(まだ始めたばかりで何を言う。ひと通り全力でやってから考えろ。と心のなかで呟きつつ)へー、じゃあ勉強頑張んなきゃね。」なんて意地悪の1つも言いたくなるわけなんですが。

 

しかしアチコがそうやって考えてしまうのも、我々親に少なからず理由があるのかもしれないですね。

私達親は、「やりたいことはドンドンやってみなー!」というスタンスではあるものの、「なんとしても役をもぎ取って来い!」とか「この役をとるためにはあの先生の所に通わなくちゃ!」とか、そういう野心みたいなものがないんですよね。

いろいろ経験して何かを得て成長してもらいたいとは思うものの、本人の性質がまだ未完成な子供の段階で、親がガチガチに方向性を決定するのはどうだろうという気持があります。(今の段階で金をかけても見返りがというのも少々。)

 

ただ、私達親が今回のアチコのミュージカルの経験の中で乗り越えて欲しいと思っていることは、「自分の殻をやぶる」あるいは「自分の感情を開放する」ということです。(アチコに限らず誰にとっても)非常に難しいことですが、結局どの分野においてもこれが出来る人って強いんですよね。特にパフォーマーにとっては決定的に重要な要素だと思います。

完全に自分の世界に入っている人、徹底的にバカをやっている人、パチっと手を叩いた瞬間別人になる人、そういう人がする演技や歌を聞くと、心底笑ったり泣いたり感動したりするんですよね。

私達って、芸人さんや役者さん、歌手の人達をテレビや映画で普通に見てますけど、あれって本当に凄いことなんですよね。

 

歌を上手く歌うとか、ダンスを完璧にするとか、そういうスキル的な要素とは別の、もっと心理的なものを今回の経験の中で学んできてほしいし、その点についてサポートできるのであればサポートしたいと思います。

 

アチコの今年一年はある意味飛躍の年だったので、一段壁を乗り越えた後、さらに大きな壁にぶつかっている状況なのかもしれません。

取り敢えず、「ミュージカル目指すのやめる」というのは保留にしつつ、一緒に壁を乗り越えるための方策を考えていきたいと思います。

 

てな感じで、自分の超えなければならない壁から現実逃避した年末のブログ更新となりました。

 

今年一年、ありがとうございました。

来年も宜しくお願い申し上げます。