oasismathの日記

趣味として楽しんでいる料理やワイン、家族がみんな大好きな音楽やダンスの話など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

イディナ・メンゼルのコンサート@武道館に行ってきました!!

本日6月4日、武道館にて行われたイディナ・メンゼルのコンサートにアチコと2人で行ってきました!!

 

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アチコの尊敬するイディナ・メンゼル様、何と今回が初来日だということで日本では滅多にお目にかかれないブロードウェイの大スターを間近で見られる唯一無二のチャンスだったかもしれません。(でもコンサート中に「また来るよ♡」と言ってくれました。)
 
そして今回ゲットした座席は2階席の一番上から5番目(V)というあまり恵まれない席でした(後ろにはWXYZしかありません)が、声は十分に普通に聞こえていて、目をつぶったりすれば遜色なく楽しめることができました。
 
さて、本日は19:00開演でした。実際は10分遅れくらいに彼女のパフォーマンスがスタートしました。
最初の曲は、いきなりミュージカルWickedの「Defying Gravity」です。私、今まで生歌聴いて涙を流すことはなかったのですが、今回初めて感動で涙が溢れてきました。
今までCDやYouTubeでしか聴いたことのない彼女の歌声で、アチコが尊敬し、一生かけて歌い続けていきたい"Defying Gravity"をイディナ本人が目の前で歌っていて、そのアチコが私の隣で聴いていると思うと感動せずにはいられませんでした。もちろん彼女とアチコの間には、武道館での物理的な隔たり以上に遠い遠い距離がありますが、それでもこうして今同じ空間でイディナメンゼルからアチコに直接歌が届いていると思うと、勝手に「何という巡り合わせ!」と思わずに入られませんでした。
 
そのあと、イディナ本人が尊敬しているバーブラストライサンドの"Don't Rain On My Parade"を歌ってくれました。こちらは、我が家ではGleeのレイチェルが歌っていることでよく知っていましたので、とても楽しむことができました。
 
それから歌はどんどん続きます。私も彼女のオリジナルソングはあまり知らなかったのですが、そのオリジナル曲やミュージカルソングを数多く披露してくれました。
  • Wickedより"Wizard and I"
  • Joni Mitchellの"River"
  • Rentより"Take Me or Leave Me"

特に"Take Me or Leave Me"では、イディナ本人がアリーナ席まで降りて行って観客と抱き合ったり、観客の人に歌わせたり、さらにはその中の2人をステージに上げてソロで歌わせたりして、大変盛り上がりました。

 

そして、Rentからもう1曲、"No Day But Today"という曲を歌ってくれました。これについては彼女のルーツみたいなものを話してくれて、私のヒアリング力が正しければ、彼女はRENTでミュージカルのキャリアをスタートさせたのですが、このRENTというミュージカルはジョナサン・ラーソンという人が作り上げました。しかしジョナサンは公演前に亡くなってしまって彼女はとても悲しかったそうです。幸運にもレントは大ヒットして出演者はとても嬉しく光栄なことだったのですが、そこにジョナサンがいなかったことがとても複雑な気持ちであったと言っていました。

そしてこの"No Day But Today"を歌う時にはいつも彼ことを思い出し、ジョナサンに感謝して歌っているということでした。この歌も本当に感情がこもっていて涙が溢れてきました。

 

そして、最新のミュージカル"IF/Then"から(たぶん)"Always Starting Over"を歌ってくれました。

 

さらにマイクなしてWickedの"For Good"を歌いましたが、これは会場みんなで歌いました。アチコが隣で英語で歌っていて、コイツやるな!と我が子ながら思いました。

 

そして最後はやっぱり"Let It Go"です。今回は日本の公演に合わせて、イディナが「ありの〜、ままの〜、すがたみせるの〜♪」と歌ってくれて会場も大盛り上がりです。そして会場ぜんたいで、同じく日本語で「ありの〜♪」と歌い、「日本語の歌うまいね!練習してた?」なんて冗談も飛ばして、とても楽しむことができました。

 

そうそう、今回特別ゲストとして神田沙也加さんがイディナに花束を渡していました。私たちの席からは、ちょっとステージから遠すぎて肉眼で顔を識別できませんでしたが「後で飲みましょう」なんてイディナが言っていておもしろかったです。

 

最後のアンコールは2曲、1曲は新曲でよくわからなかったのですが、2曲目はミュージカル「アニー」より"Tomorrow"でした。本当に圧巻です。他のどんな人よりも”Tomorrow” (明日は必ず!)っという気持ちが伝わってきます。これが感情を歌に乗せて歌うということなのかということを思い知らされます。

 

アチコも本当によかったと言っていましたし、ちょっとミュージカルの参考になったなんてことも言っていました。

 

我が家に着いたのは午後10:30過ぎでアチコもおねむさんと言っていましたが、本当によい体験をできたのではないかと思います。イディナ・メンゼル様本当にありがとうございました。

 

そして、最後になりましたがアチコを東京駅まで送ってきてそのまま何の見返りもなく帰宅したサイとチオコちゃん、ご協力本当にありがとうございました!このご恩決して忘れません!!