oasismathの日記

趣味として楽しんでいる料理やワイン、家族がみんな大好きな音楽やダンスの話など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

X Factor UK, ライブショー第2回目のパフォーマンスが公開されました!!

2015年X Factor UKのライブショー第2回目が行われました。今回のテーマは"Reinvention" (古典あるいはポピュラーソングを自分なりに再構築すること)とのことで、みなさんチャレンジングなパフォーマンスを披露しました。

 

ただ今回はあまりにもチャレンジング過ぎて、これは罰ゲームではないだろうかというパフォーマンスもちらほら見られました。こんな人にこの曲を歌わせたら面白いだろうってな企画で芸能人がカラオケ大会する風景とも被ったりもし、これでジャッジされる皆様はお気の毒という気もします。

 

そうは言ってもコンテストはコンテストであり、この趣旨も踏まえた上でよかったパフォーマンス、これはコレで良いでしょうというパフォーマンスを紹介していきたいと思います。

 

まず、今回の趣旨に最も合ったパフォーマンスは、Reggie 'N' Bollieのワンダイレクションの曲"What Makes You Beautiful"とOMIの曲"Cheerleader"をレゲエバージョンで歌ったものです。

所々、疑問がわかないわけではありませんが、トータルとして面白い試みであり、「再発明」という趣旨に最も適したパフォーマンスだと思います。レゲエというジャンルそのものが何歌っても再発明になる気がしますので、彼らにとって追い風の企画だったかもしれません。

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より正統派な再発見という意味では、ローレンのパフォーマンスが最も良かったかもしれません。もともとロッックなJames Bayの"Hold Back The River"をバラード&ゴスペル風に再アレンジしました。多くのパフォーマーが誤って自分自身を再発見しに行っているのに対し、彼女は自分自身のキャラクターに合わせて曲を再発見することに成功しました。

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逆に自分自身を再発見することをしてしまったにも関わらず、これはありかなと思ったのがキエラでした。今までバラードで攻めてきたキエラでしたが、アップテンポの歌にダンスを交えたパフォーマンスを披露しました。曲はMark Morrisonの"Return Of The Mack"です。

まだ訓練を積む必要があるとは思いますが、彼女がここまでダンスを踊れるとは思いませんでした。もしかしてビヨンセのアップテンポの曲をカッコよく歌ったりもできるのかなっという気にさせてくれる良いパフォーマンスだったと思います。

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あとは、チャレンジしているのかいないのかわからないけど普通に良かったパフォーマンス、1曲目はMax Stoneの"Somewhere Over The Rainbow"です。もちろんオリジナルとは随分違いますが、でもこのレベルのアレンジは多くの人がやっているし、普通に良かったという印象です。

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もう一人はチェイ、Phil Collinsの"You Can't Hurry Love"をバラードにして歌いました。これもやっぱり多くの人が既にチャレンジ済みのパターンなので再発見というには何か足りない気がします。パフォーマンスは普通に良かったですけどサプライズなしでした。

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逆にこれはやばいだろーってなパフォーマンスはアントンでした。"Bang Bang"を歌いましたが、ちょっと痛かったです。余興としてならいいですけど、これは本人にとってとてもかわいそうな企画でした。これで落とされたら浮かばれませんよね。

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他にも4th Impactはメンターのシェリルのつまらなそうな歌を歌わされているし、Mason Noiseはダンスで魅せるべきなのに動いたら危険な高いところで歌ってたりとか、チグハグなパフォーマンスが多く散見されました。

 

今回は全般的に厳しかったですねー。

なんか正当な評価されなそうな気がしますし、ノーコンテストにして欲しいくらいだと個人的には思いました。

 

明日はジャッジです。前回と同様、最初の一人目はいきなりドロップアウト、残りの2人はsing offでまた生き残りをかけたパフォーマンスだと聞いております。

 

もう終わっちゃったけど、みんながんばれー!!