oasismathの日記

趣味として楽しんでいる料理やワイン、家族がみんな大好きな音楽やダンスの話など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

くっくまミュージカルを終えて

皆様、この度はくっくまミュージカル、そして真央の公演にご来場下さいまして、誠にありがとうございました。

 

多くの差し入れや花束、そしてお手紙もいただきまして、とても嬉しく思っています。皆様のご支援や見守って下さる暖かい気持ちが、また次の舞台を頑張ろうという意気込みに繋がっております。これからもよろしくお願い致します。
 
さて、今回のくっくまミュージカルですが、真央にとってとてもハードな公演だったと思います。そもそも1日に2公演をこなすのは初めてのことですし、セリフこそそこまでありませんでしたが舞台上にいる時間はかなり長かったのではないでしょうか?たとえセリフや歌がなくても舞台上ではその役で“生活する”ことをしなければならないので、必然として稽古もしっかりとしなければなりません。稽古は11月の後半から始まりましたが、本番が近づくにつれて稽古にも熱が入り、ほぼ毎日練習をしていました。普段は休日ともなれば11時間くらい寝ている真央も、ここ1ヶ月は7, 8時間の睡眠で頑張っていました(大人にとっては十分な睡眠時間ですが)。
 
起きた瞬間から15分で準備して学校に行き、学校から帰ってきたらランドセルを預けるとすぐに稽古に向かいました。帰りも遅く、寝るのは11時過ぎです。学校の宿題をやる時間がないので昼休みにやったりもしていました。正月前後に4日間の休みを頂きましたが、その時もほぼ学校の冬休みの宿題をやっていました。
 
そして真央にとってもう一つ大変だったのがアレルギーです。真央はかなり強いアレルギーがあり、小麦、卵、ゴマ、魚が食べられません。他にもホコリと動物アレルギーがあり、環境によっては特定の部屋にいるだけで喘息のような症状を起こす場合があります。
 
食物アレルギーについては、クリスマスイブの稽古の日、スタッフさんからケーキの差し入れがあったのですが、アレルギーのため真央は食べられませんでした。みんなが楽しくケーキを食べている中、真央は食べることができず、他にも色々と溜まっていることがあったのでしょう、悲しくなって泣いてしまいました。でもそんな時、子供共演者や大人の共演者に慰めてもらったり、後からわざわざ真央のためにゼリーの差し入れをしてくれたりととても暖かいサポートを頂きました。
 
そして公演が始まると、真央は咳をするようになりました。おそらく楽屋や舞台の環境が真央に合わなかったのでしょう。ホコリが多かったのか、過去に動物がいたのかわかりませんが、下手な検出器よりも高精度の感度を持っています。3日目くらいから本番中にも咳が出るようになり、公演後に泣いて出てきました。慌ててサイが咳止めの薬を買い、それを飲みながらその後の公演を続けました。幸いにもそれ以降本番中は咳がでず(寝ている最中はしてましたが)何とか全公演をやり通すことが出来ました。
 
他にも小さなトラブルはたくさんあり、稽古期間中は辛いことが沢山あったでしょう。それでも公演を観に来てくれる人達のために、自分の頭で考え、また多くのアドバイスを頂き、一生懸命に表現しました。
 
今回のミュージカルを通して、真央は大きく成長しました。特に今回は、責任感というものを学んだと思います。どんなに辛くても休まない、穴を開けない、仕事をちゃんとやるという、ある意味一人前の人間として要求されることをやり遂げました。もちろん他の共演者の皆さんも同様にやっていることですので、本当に頭が下がります。
 
色々と大変だったと思いますが、一方で多くの人々に助けられました。特にお兄さんやお姉さんの共演者の方々に帰り道一緒に帰ってもらったり、大人共演者の方々に仲良くしてもらったりと、とても暖かく接して頂きました。この場を借りて感謝致します。
 
 
最後に、今回このような機会を下さいました、まきりかさんはじめ多くのスタッフの方々に感謝致します。ありがとうございました。
 
そしてこれからの真央ですが、今回の大変な経験にもめげず、次への挑戦にやる気マンマンです。親としては(我々も大変なので)少し休めば?と思うのですが、早速色々とチャレンジする予定です。
 
くっくまでの多くの人々との出会いが、真央にとってまた一つの財産となりました。これからも頑張っていくと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。