oasismathの日記

趣味として楽しんでいる料理やワイン、家族がみんな大好きな音楽やダンスの話など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

X Factor UK 2018, Auditions Week 2 - 2日目 -

X Factor UKも4回目の放送になって、あーーついに気付いちゃったかなーー。

 

もう今日言いたいことはスカーレットの動画に集約されているので、これだけでいきます。

www.youtube.com

 

まず彼女は自分のオリジナルである自分に向けたファイトソングを歌いますが、それをサイモンは止めてしまいます。その後に歌った曲は映画で大ヒットしたグレイテストショーマンの"Never Enough"、これには観客もジャッジも総立ちでスタンディングオベーション

 

でもさ、違うでしょ。

 

本来、彼女の将来性を見る上で判断すべきは最初のオリジナルソングであって、後半の歌は単に歌唱力が十分かどうかを判断しているだけだよね。

この曲って、映画で演じてるのは女優のレベッカ・ファーガソン、でも歌ってるのはLoren Allred、Voiceに出てた人ですよ。わかります?要はアテレコですよ。

 

サイモンが求めたのは、そして会場が求めたのは、奇しくもアテレコとして才能を発揮している人と同じようなパフォーマンスだったんですよ。残念だから、表面的には、あるいはその場限りだったらそれでもいいでしょう。例えるなら、観客がミュージカルに行ってパフォーマンスに感動して帰るみたいな。

観客は、その歌を誰が歌ったのかはそれほど重要じゃなくて、その場で感動できればいいと。

だけどさー、世の中で言われているスーパースターって絶対的に替えのきかない人なんじゃないの?エドが、ブルーノが、アリアナが、テイラーが来日公演すると言って別の人が歌ったらそれは詐欺なんですよ。X Factorってそういう人を探すんじゃないんですか??

 

身近な所で、某◯◯◯の中の人が「カラオケ番組とかで活躍している人とかはうちはいらなんんですよ。」って言ってたんですよ。まあその通りなんですよね。

結局X Factorも番組として数字が取れればよくて、その後の優勝者がどうなるかは大したことじゃないんですよね。まあ売れればラッキーみたいな。

 

そうやって考えて見るとX Factorから売れてるのってグループが多くて、それってやっぱりショービジネスなんですよ。メンバーの一部は替えがききそうな感じの。

でもやっぱり長い目で見ている世間はアーティスト本人を良く見ていて、1D解散後に本当に自分のやりたいことをやったゼインとか、Fifth  Harmonyを脱退してようやくしがらみから解放されて本領を発揮できたカミラとか。

 

2014年にサム・スミスが言った言葉が思い出されます:

Sam Smith says The X Factor is 'damaging for songwriters' - BBC Newsbeat

I feel that X Factor is perfect for singers who sing, and that's all they want to do. They don't care what they sing, they just love singing.

 

結局サイモンには本物のシンガーソングライターは見つけられなくて、彼はショービジネスをやってるだけなんですよ。

 

つらつらと考えていることを書いてみたけど、なんでこんなことを書いたかというとまあ自分の子供をこの番組に応募させるべきかどうかを考えているからなんですよね。

ロンドンまで家族で行くとなるとそれなりに覚悟が必要じゃないですか。これに賭けていいかって。(結構なOkaneが必要ですからねー。)

でも今回のをみてわかりました。これじゃないって。

 

ということで、本日はちょっと溜まってたモヤモヤを一気に吐き出しました。

来週からは平常運転に戻ります。

 

それでは、また来週!!!