oasismathの日記

趣味として楽しんでいる料理やワイン、家族がみんな大好きな音楽やダンスの話など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

『アリー/ スター誕生』観てきた!!!

みなさま、こんばんは。

 

もう先週になりますが、『アリー/ スター誕生』を観てきました!!すでにご存知かもしれませんが、主演女優はレディー・ガガ、そして監督兼主演男優はブラッドリー・クーパーです。

ブラッド・リークーパーが初監督、そしてレディー・ガガが初主演ということで(ある意味大丈夫だろうかと)注目が集まりましたが、素晴らしい映画を作り上げました!!いやー、良かった!!

 

スター(スタア)誕生はこれが4度目となるリメイクで、かつてはジュディ・ガーランドバーブラ・ストライサンドがヒロイン役をつとめていた作品ですが、今回はレディー・ガガに白羽の矢が立ったとのことです。

内容は典型的なシンデレラストーリーで、もともとカントリーミュージシャンとして有名であったブラッドリー・クーパー扮するジャックが、全く無名でバーで歌っているレディーガガ扮するアリーの才能に気づき、一緒にライブ活動をしていく中で、アリーがスターとして大きくなっていくというストーリーです。

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そして、このアリー/スター誕生の魅力は何と言っても音楽!!特に、これでもかというほどのライブ映像のオンパレードは、素晴らしいの一言に尽きる!!

映画の内容の事細かなことについては、既に数多くのブログで語られているので、音楽好きの私としては、もう音楽だけに集中してコメントを書いていきます。

 

まず、ブラッドリー・クーパーの歌について、無知な私は彼がシンガー出身だと勘違いするくらい、パフォーマンスが様になっていました!!

その2人の最初のデュエットがこちらの"Shallow"、この曲はレディー・ガガとマーク・ロンソン、そしアンソニー・ロッソマンド、アンドリュー・ワイヤットによって、作詞・作曲されました。

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既にこの曲はゴールデングローブ賞の主題歌賞を受賞、またグラミー賞 Record of the YearとSong of the Yearを含む4部門にノミネートされています。

 

と、一般的なコメントはこれくらいにして、これからは私の率直な感想。

 

まず、ブラッドリー・クーパーについてはやはり一級のシンガーからは程遠いですが、かろうじてレディー・ガガとデュエット可能なレベル、もちろんレディー・ガガがすごすぎるからですが、でももともと俳優だった人がここまで来れたことは賞賛に値するのではないでしょうか?もちろん、演技は素晴らしい!!

 

そしてレディー・ガガ、Born This Way以降(おそらく)なかなかヒット曲に恵まれず、また病気で療養していたこともあり、しばらく苦しい時期が続いていたと思いますが、今回久しぶりにヒットした感じがしました。

彼女のパフォーマンスは相変わらず素晴らしいけど、特に今回は映画に合わせてカントリーからポップ、そしてシンプルな楽器によるピュアなパフォーマンスは彼女の本来のシンガーとしてのポテンシャルを見せ付けてくれました!!

昔、彼女のピアノ弾き語りによるThe Edge Of Gloryの動画 を見たことがありますが、もう本当に素晴らしい。ガガ様は何かとファッションや強烈な個性、ビジュアルに注目が集まりますが、鋭さと繊細さ、エモーショナルなパフォーマンスは、今現在で世界でTOP5には入るだろうと私は思ってます。その、何も着飾らないピュアなアリー扮するガガ様がこの映画で見られたとことが本当に良かった!!

 

今回のサントラの中には、レディー・ガガらしい珠玉の音楽が散りばめられてましたが、その中でもとても好きな曲の1つがこちらの"Always Remember Us This Way":

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ああ、めっちゃいい〜〜〜〜!!!

そして、詩もいちいち奥深くて素晴らしいんですよね!!

 

このところ、音楽映画が流行ってますよね?

グレイテスト・ショーマンボヘミアン・ラプソディ、そしてアリー。どれも流行ったけど、私の心の中に響いてきたのはアリーでした。

もちろん、グレイテストショーマンもボヘミアンラプソディも素晴らしかったし、なんならボヘミアンラプソディは、1人で見に行っていたら泣いてたかもしれない。最後のライブシーンは圧巻でしたね?!

でも、アリーは私の中では別格でした。それは、本物のアーティストが映画の中で本物のパフォーマンスを見せてくれたことでした。

グレイテストショーマンは素晴らしかったけど、この映画はミュージカル、そして歌い手は上手いけど歌手というよりは役者だったんですよね。あと、作曲された歌が若干商業的な香りがしました。まあミュージカルだし仕方がないよね。

でも"This is Me"とか"Never Enough"とか名曲が生まれました!!

 

次にボヘミアン・ラプソディ、こちらはご存知Queenの名曲ざんまい、もうこれでもかというほどの珠玉の音楽が散りばめられていました。

でもねー、どうしても超えられない一線が、パフォーマンスを本人がやっていないところ。悪い言い方をしてしまうと「口パク」なんですよね。もちろん、グレイテスト・ショーマンもアリーも最終的には口パクなんでしょうけど、本人が歌っていないことを知ってしまうと「あー、これは本人じゃないんだよなーー。」っと思ってしまうんですよね。

 

で「アリー」、もうこれは疑いもなく歌っているのは世界トップクラスのパフォーマーであるレディー・ガガ、そして作詞作曲も彼女が主体となっているチーム・ガガによって作られました。これは奇跡です!!この映画を観て、彼女が日本に来てライブやったら絶対に見に行く!!!と決意しました!!!

 

その彼女の渾身のパフォーマンスがこちらの"I'll Never Love Again"、映画の中では最後の最後にこの歌が歌われるんですが、もうストーリーの流れからとても切なくて、氷のハートを持つ私も堪えきれずに涙してしまいました!!!

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まあしかし何ですね。

この映画、中1の娘のアチコと2人で観に行ったんですけど、親子的に微妙なシーンがふんだんに取り入れられていて、いやーー、大変でした!!!

 

でも、この映画、本当に素晴らしかったので、まだ観てない方は是非!!

 

それでは、また!!!