X Factor UK, ライブショー第6週目のパフォーマンス!
今週のX Factorはついにセミファイナルです。
2曲目はAmy Winehouseの"Love Is A Losing Game"です。曲調はバラードでもホイットニーやマライアではなく、エイミーワインハウスという選曲が渋くて好きです。この2曲を通して、彼の進みたい方向性が見えた気がしてとても良かったです。
もちろん歌唱力は抜群ですし、前回のお情け的な投票への恩返しとして素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
2番手にはルイーザ、歌唱力は抜群で2曲とも良かったのですが、どうも自分がどういう方向性で売っていきたいのかがイマイチわからない選曲だと思いました。
まず1曲目はFrankie Goes To Hollywoodの"The Power of Love"という曲です。力強さ溢れる素晴らしいパフォーマンスで女王の風格を示してくれました。ところで先週の喉のかすれが治ってよかったです。
そして2曲目は、James Brownの"It's a man's world"を歌いました。この曲は6チェアでチェイが歌った曲でしたね。しかしなぜこの歌を歌うのかがちょっと理解できませんでした。女の私でもこの曲を歌えるんだとアピールしたかったのか、歌唱力を示したかったのか、意図がわかりませんでした。結局優勝した暁に、あなたはどんな曲を歌っていくの?というのかあまり見られなかったのが残念です。
3番手も悩みましたが、より欠点が少ない方ということでローレンを挙げたいと思います。
1曲目は前回のジャッジズハウスで歌ったJess Glynneの"Take Me Home"です。もともとは別の曲を歌う予定だったみたいですが、何かあって急遽この曲になったみたいですね。
重複感が少しマイナスポイントになってしまいますが、私自身は彼女のこの曲を歌うのが好きなので、もう一度ちゃんと聴けてとても満足です。また彼女から必死さも伝わってきてちょっと感動しました。
しかし2曲目が合っていません。曲はNaughty Boy ft. Beyoncé, Arrow Benjaminの"Runnin' (Lose It All)"です。この曲、確かにビヨンセが歌っていますがそこまで歌唱力を強調する感じでは歌っていなく、音楽の良さを殺さないように細心の注意を払って美しい調和が取られています。
ところがローレンは思いっきり自分を表現しようとして逆に調和が崩れ、チグハグ感が感じられてしまいました。まあ自分にぴったりの曲を見つけるのは難しいですけどね。
今回最後に持ってきたのは、前回まで私のブログでも高評価してきたReggie 'N' Bollieです。とにもかくにも1曲目がかなり酷く、ファイナルに連れて行ってはいけない人ナンバー1の曲となってしまいました。
オリジナルはR City ft. Adam Levine (Maroon 5のボーカル) の"Locked Away Again"で、まあアダムと比べるのは酷かもしれませんがそれにしても酷すぎです。この曲を選んだのは大失敗ではないでしょうか?
ある程度歌唱力を必要とする曲が歌えないことが、改めてわかってしまいました。
2曲目はThe Black Eyed Peasの"I Gotta Feeling"他何曲かです。まあオリジナルであまり歌唱力を必要としない曲であればいい感じで盛り上がれますね。しかし1曲目のグダグダ感をこれで取り返せるか、結果は明日にわかります。
ということで、私の中ではチェイとルイーザが生き残ってくれれば問題ありません。
それではまた明日!!