oasismathの日記

趣味として楽しんでいる料理やワイン、家族がみんな大好きな音楽やダンスの話など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

アチコの夢

最近アチコさんの小学校では、自分の夢をみんなの前でで発表するというのをやっているようです。

 

大人になって現実を直視せざるを得ない我々がこんなことをやらされたら、「教師の横暴だ」、「お前こそ夢はあるのか」など炎上必死ですが、そこは小学校2年生、夢と希望に溢れています。
ある子供は、「サッカー選手になりたい」、別の子供は「科学者になりたい」、はたまた「警察官がいい」など、夢も各人各様です。
(たまに「医者」とかいう子がいますが、これは子供の純粋の夢なのか、親の夢なのかはよくわかりません。)
 
そんな中、今週アチコが自分の夢について発表する機会が巡ってきました。
 
私の夢は、ニューヨークのブロードウェイでミュージカルスターになって、ウィキッドというミュージカルのエルファバをやることです。なぜニューヨークがいいかと言うとかっこいいからです。妹のチオコもグリンダになって、一緒にやりたいです。

 

おっと、相当大きく出ましたね。しかも姉妹でですか。

 

このような発表に対して、別の子供達からメッセージをもらう仕組みになっているようです。基本、ポジティブなコメントを書くよう指示されているようで、ネガティブなコメントは先生の検閲により排除されるようです。

アチコさんへのコメントは以下のようなものでした。

 

「アチコさんは歌が上手なのでいいと思います。」、「がんばってね、大変そうだけど」、「有名になってアイカーリーに出てください。」他多数。

きっと本人もドヤ顔でみんなの前で発表したのでしょう。ところが、そんなポジティブな発言の最中、ぼそっと担任の先生がアチコに言ったようです。

うちの娘、劇団四季のオーディション受けたけど落ちちゃったんだよねー。

おいおい、先生!!

あんたが一番リアルにネガティブな発言してるじゃないかー!!

現実を直視するということは残酷なことですねー。

 

しかしこんなことでは全くめげないアチコさん、今最も熱が入っているのは月に1度のイベントで”劇”を開催する活動を行っていることです。イベントの時間は5分程度しかなく、その中で劇をやるのは不可能だろうということで先生から却下されたそうですが、どうしても納得が行かないようです。

それじゃあ5分でできる劇を書いて先生にアピールしてみれば?とサイに言われて、俄然やる気が出たアチコさん、何やらゴニョゴニョ書いているようです。まず1発目を書き、サイからダメ出しを食らっても全くめげる様子もなく、一生懸命書いているようです。(クリスマスに関連したテーマの模様。ご想像通り、劇の最後はみんなで歌をうたうミュージカル風になっています。)

 

ちなみにアチコさんは、幼稚園の時に年1回開かれるお買い物イベント(ダンボールとかペットボトルとかでお菓子を作ったり、メガネを作ったりして、それを紙で作ったお金を使ってお互いに買い物しあうやつです)で、買い物とは全く関係ない歌のリサイタルをやりたいと強行に主張し、周りの大人も巻き込んでほんとにやってしまった行動派です。

 

さてさて、今回は先生も乗り気ではないようなのでかなり難しそうですが、見事周りを動かし、劇を開催することができるのでしょうか?

 

何事も経験ですね。

アチコ、いろいろ頑張れー!!