oasismathの日記

趣味として楽しんでいる料理やワイン、家族がみんな大好きな音楽やダンスの話など、雑多なテーマについて書き綴るブログ。

Glee Season 6 ついに最終回!!第12話と13話のパフォーマンスが公開されました(涙)!!

ついにこの時がやってきてしまいました。

先週の時点では勘違いしていましたが、昨日は2話連続で放送され、2回目の第13回がGleeの最終回となりました。

 

動画は全て(まだ)公開されていませんが、最も大事な2つが公開されております。他の動画についてコメントしていくのはヤボなことかもしれませんので、この2つ以外はまた別の機会にブログに載せたいと思います。

 

それにしても今回で本当にGleeが終ってしまうのですね。

2009年から始まったGlee、コミカルさとシュールさを兼ね備え、そして何よりも素晴らしい音楽と歌声で世界中の人々を魅了してきました。エミー賞ゴールデングローブ賞グラミー賞など数多くの賞を受賞またはノミネートされ、その栄光はまだまだ続いていくのかと思われていました。

しかし、Season  4とSeason 5の間に訪れた突然のフィンの訃報、世界中のGleeファンが彼の死を悼みました。当時プライベートでも恋人となっていたレイチェルことLea Micheleは悲しみに打ちひしがれ、その他のメンバー・スタッフも心に大きな穴が開いてしまいました。もはやGleeは続けられないのではないか、Leaの悲しみが余りにも見ていられない状態で、多くの人々はそれも仕方の無いことかもと思ったことでしょう。

でも彼女は前に進みました。彼とプライベートの中で大事にしていた曲"Make You Feel My Love"を歌うことで、彼はみんなの心の中でずっと生き続けているということを私達に見せてくれました。

 

そしてSeason 6まで続けてきたGleeは、また最後に彼等のメッセージを残していきました。

そのメッセージの1つ目は、ブレインことDarren Crissが書いたオリジナルソング"This Time"です。

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歌詞の内容は完全にGleeの6年間を表現したもので、GleeファンにとってはSeason1からの数々の想い出がよみがえり、涙が止まりません。そしてレイチェルが何度も繰り返し歌う言葉が我々にメッセージとして届けられます。

I keep you in this heart of mine

This time I know it's never over

No matter who or what I am

I'll carry where we all began

This time that we had, I will hold forever

まさにフィンが亡くなった時に彼女たちが示した答えを今度はGleeについても同じことだと示してくれました。番組としてのGleeは終っても、Gleeはそれぞれの人の心の中で生き続けていくんだと。

そしてこの歌、メロディーラインもまさにレイチェルが歌うように作られていて、彼女が最後のソロを歌う歌としてこれ以外にないくらいパーフェクトです。

 

この曲が最後の曲でもいいのかなと思いましたが、でもGleeはやっぱり多くの人々に歌うことの素晴らしさや楽しさを伝えたかったのかもしれません。そして最後に大事なことを私達に伝えます。

ラストの曲はOne Republicの"I Lived"です。

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懐かしい人々が総出演しているとても感動的なシーンです。最後にフィンの写真が出てきて、この歌っている講堂が"FIN HUDSON AUDITRIUM"と名付けられています。またその下にはこう書かれていました。

See the world not as it is, but as it should be

(世界をありのまま見るのではなく、こうあるべきという目で見なさい)

 

ダウン症ベッキーGleeで重要な役を演じたり、ゲイやレズ、そして性転換のテーマをドラマの中でチャレンジングに扱い、彼等のメッセージを伝えてきたGleeらしい最後の言葉です。

周りの状態をただ受け入れるのではなく、正しいと思ったことを行動に移すことの大切さを語りかけてきます。

 

とても素晴らしいドラマだったなと改めて感じました。

こんな素晴らしい作品を世に送り届けてくれた関係者すべての人に感謝したいと思います。

これからもGleeは私達の心のなかで生き続けますし、最後に伝えられたメッセージは私達の周りの世界で自分たちのGleeとして新しく作っていくことになるでしょう。

 

ありがとうGlee!!